ピアノにおける特殊奏法
普段「ピアノを弾く」という行為は,両手10本の指を使って鍵盤を押さえることと,足でペダルを踏むことの組合せだと思いますが,実はそれ以外にも興味深い演奏方法があります.
「2. クラスター(肘や腕で弾く)」は,僕が所属するピアノの会のメンバーが(冗談で)行う奏法で,見た目のインパクトに意味があると思われます.もしかすると片腕の指と肘を同時に使うことで「片手で2オクターブ」ということもできるのかもしれません.
見た目だけでなく,演奏効果も高い奏法である「3. 弦に定規などを乗せて弾く」は,ピアノをギターやハープのような弦楽器にするためのテクニックで「プレパレーション」とも呼ばれています.以前紹介した,ファジル・サイというピアニストが彼自身の作曲である「黒い大地(black earth)」で左腕で弦を押さえて弾いていました.見た目,演奏ともにインパクト大ですが,予め許可をもらわないと怒られそうな奏法の一つです(^^;
"強く鍵盤を叩こうと腕を挙げようとしたら,指(爪)が蓋に引っかかった",というのは良く聞く話ですが,わざわざ「5. 楽器の主に外側(ふたなど)を叩く」のようにするのは,意外にみかけません.あんな固いものを叩いても対して大きな音はしなさそうですが,実はツボがあるのかもしれません.
また,演奏以外で興味深い話としては,
・1オクターブ13音(もっと多かったかも?)のピアノ
微分音と呼ばれる,特殊な音程をピアノで再現しようとしたもの.原宿のピアノ教室で見ました.なめらかなグリッサンド好きには堪らないでしょうね(笑).
・97鍵のピアノ
低い方に1オクターブ追加されたピアノで,BÖSENDORFERのインペリアルとも呼ばれる最上位機種のフルコンがそれにあたります.追加された部分に蓋をつけたり,白鍵も黒く塗ることで,誤演奏を防いでいるそうです.詳しくはWikipedia ベーゼンドルファーの項で.
があります.
ピアノの詩人「ショパン」はこれからの奏法についてどう思っているのでしょうね?
他にも変わった奏法,ピアノに関する情報をお持ちの方は是非下のコメントにて教えて下さい.
■2006/04/16のチェック
・×ビジョンの意識
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